プチ健康講座

2017.02.01

あまり注目されていませんが、日本では交通事故で死亡する人(年間約5千人)よりも多くの人が入浴事故(推定1万4百人)で亡くなっています。その多くが高齢者で、入浴中に体に異変が起きて命を落とされています。特に事故は寒い冬に増加するため、注意が必要です。
どうして冬に入浴事故が増えるのでしょうか?
主な引き金は、浴室での急激な血圧変動だと考えられています。寒い脱衣所で服を脱いでしまうと、血管が収縮して血圧は急激に上がります。そして、熱い湯船にしばらくつかり体が温まると、血圧は下がっていきます。こうした血圧変動が、心臓発作やめまい、ふらつきなどの意識障害を起こし、水死などの入浴事故につながってしまいます。
事故を防ぐためには、「暖かい場所で服を脱いで、ぬるいお湯につかること」です。脱衣所や浴室は暖房などで暖かく保ち、湯の温度は熱すぎない39~41度程度を目安にするとよいです。
また、湯船に入るとき、ドボンと入らないことも重要です。かけ湯で徐々に体を湯に慣らしていくのもポイントになります。
入浴の時間帯は、食後1時間は控えて下さい。食後は消化のため体がリラックスして血圧が低下しているので、食後すぐに入浴してしまうと、血圧変動が起こりやすいです。食後に入浴するのなら食事から1時間以上あけるのもポイントです。
高齢の方は、体温を維持する機能が落ちており、血圧変動も大きくなりがちです。高血圧や不整脈、心臓病の既往歴がある方は特に注意して下さい。また、持病のない元気な方や、中高年などの比較的若い方でも事故は起こっているので、注意して下さいね!

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